様子見で、なんて昨日書いたんですけど、今朝の情報収集で、ipod touch5でも動作重くならないらしいということで、動画もチェックして、仮にダメでも害小さいし、ということで早速ipod touch5だけios7にアップデートしました。
で、結果なんですけど、動作は特に重くないです。safariも今までとほぼ変わらずサクサク見れて。同じスペックのiphone4sでもやはり大丈夫という記事も見かけました。ただ、アプリによっては、まだ対応してないのがあったのも事実で、まともに開かないのもありました。すぐ対応されるでしょうけど。（追記；既に用意されてあったアップデートしたら直りました。）
iphone4だと動作全般的にキツイみたいですね。アップデートはおすすめじゃないようで。
それで、ios7の感想なんですけど、機能とか便利さは間違いなく向上してます。safariもフリックでページを戻るとか進むとかできて、Macでの快適さがようやくiosにも標準として来ましたし。今までなんでできなかったの？と思うくらい、スムーズに動く形で、今までにない機能の恩恵あります。時計アプリはアイコンが秒針から動いて、時間を正確に示しますし。
こういう新しい機能に対する好意的な評価に関しておそらく多くの人が同じ感想なんでしょうけど、分かれるのはデザインとかですよね。以前のが良かったという人にはイマイチでしょうし、以前より良いという人もいるでしょうし。
以前のは、現実にあるものを模写して影とか光沢もある重厚なリアルなデザインなのに対して、ios7のはフラット化と言われる軽い感じで、しかもios7のは可愛い感じなんですよね。以前のが好きという男性もいるでしょうし、ios7のがとても良くて、背景の動きと合わせて見てるだけでわくわくするという女性もいるだろうなという感想なんですけど、一つ言えるのは、今回のデザインは単なるフラットではなく、むしろ、アイコン自体を軽快にしてさらに全体としてダイナミックなものを意識したんだろうなということですね。
アイコンのデザインは可愛くシンプルなんですけど、今まで以上に、背景が常に動いたり、全体が動いたりということが多くて、もうかれこれ１０回くらいホーム画面開いてると思うんですけど、相変わらずちょっと驚くんですね、笑。今までに無い動きがあるもので。
今までのは静止画としてのリアルな３Dという感じですけど、ios7は全体的に動きのある３Dということで、そのためのアイコンのフラット化だとも思いました。決して、全体として薄いのを目指してるとかではなく。
今までのようなリアルな静止画としてのアイコンは、分かりやすさと、見たことあるものとしての安心感もあるんでしょうけど、基本２次元的なデジタルの世界に３次元的な限界をわざわざ持ち込む恐れみたいなとこもあるのかなと。メールアプリのアイコンはios7も今までも手紙の封筒の形ですけど、現実の速達より、電子メールの方が早く届きますからね。わざわざ３次元のリアルさを、デジタルにリアルに反映させてる意味はなんだとなるわけでしょうし。もちろん、何のアプリなのか分かりやすいというのは大事ですけど、分かれば必要以上にリアルにまで、あるいは、リアル以上にしなくても良いという価値観もありだろうなと。リアルに重厚感あるアイコンから、デジタルのしかも特に軽く小さいモバイル機器のソフトの印象とか発想とかまで重くなったらむしろ弊害ということもあるのかなと。
今回フリックによる操作も増えてますけど、今までのリアルな物理ボタンを押す代わりにボタンマークをタッチするということから、さらにもっとスマートフォンらしい便利な操作であることは間違いないと思うんですよね。Macでよく感じるんですけど、小さいボタンマーク押すには、そのボタンマークの点を意識しないといけなくて、サッとフリックに慣れちゃうとちょっと面倒に感じるんですよね。
そういう意味で、今回の大きなOSの変更は、全体的に軽快かつダイナミックにしたことで、最初にスマートフォンの物理ボタン等を廃止してタッチパネルを導入して画面を大きくした画期的さを、さらにiphone等のモバイルデバイスの軽快さや機動性を活かす可能性を高める方向で一歩押し進める変更だったのかなとは思います。それが、以前の３次元的な重厚感あるデザインではちょっと難しいのかなという感じで、視覚的にもかなりのデザインからの変更だったのかなと。
ただ、現時点では、アプリのアイコンが新旧両タイプ入り乱れてます、笑。
便利さは確実にあがってて、今夜早速、ロック画面でも使えるようになったライトが暗闇で役にも立ちました。起動画面は今の感じが良いですね。
